葦駄天

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いだてん


画題

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解説

画題辞典

仏教に僧侶又は伽藍保護神として祀らろゝ所なり。梵語エーダの音写にして韋駄天将軍又略して天神ともう。四天王三十二大将の上首と称せられ、身に甲胄を着け腕に宝剣を掛けて合掌す。此神の奔馳して魔界を剪除するや、頗る迅速を極むることは、世に章駄天走りの俗諺のある位である。仏画として名品少なからず、

京都泉湧寺所蔵のものは足利時代の優品である。

松平伯爵家には牧溪の筆というがあり、大河内子爵家には狩野探幽の図がある。

(『画題辞典』斎藤隆三)