樊噌

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はんかい


画題

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解説

東洋画題綜覧

支那漢初の功臣、沛の人、劉邦に従つて豊に起る、邦の沛公となるや舎人として従ひ屋々秦の軍を破り、功を以て重封を受く、会々沛公、項羽と鴻門に会す、噲また従ふ、沛公独り張良と共に入つて座す、項荘剣を抜いて舞ひ、機を見て沛公を撃たんとす、樊噲事の急なるを知り帳中に入つて之を救ふ、沛公免れて間道より覇上に還つた、噲なかりせば、沛公亦危かつた、沛公の漢王となるに及び、臨武侯となり遷つて郎中となる、また漢の楚と戦ふや、将軍に還つて屡々楚の軍を破り大功を樹てた。その鴻門会の武勇は人口に膾炙さる。恵帝六年卒す。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)

樊噲をみよ。