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	<title>Z0677-085 - 版の履歴</title>
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		<title>2025年5月7日 (水) 00:00にWikiSysopによる</title>
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		<updated>2025-05-07T00:00:04Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;b&gt;新規ページ&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;div&gt;=総合=&lt;br /&gt;
小倉擬百人一首 第85番 [[俊恵法師]]　                                   [[画像:Z0677-085.jpg|thumb]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
翻刻：[[夜もすがら物おもふころは明けやらで閨のひまさへつれなかりけり ]]&lt;br /&gt;
　　　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
鴛鴦あひ睦む[[安蘓沼]]の淵深くちぎりしかひもなく　其雄ハ股野景久が残忍の刃にかゝり　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
血しほハ河津祐保が五体をかりに　浪枕真菰がくれのねやだにも今ハ仇なれ讐人ぞ恨めし　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　柳下亭種員筆記 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
歌意：一晩中、恋人のつれなさを恨んで物思いに沈んでいるこのごろは、なかなか夜が明けてくれない、　　　　　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　その寝室の戸のすき間までも（夜のひかりがさしこまず）無情に感ぜられることですよ。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
                                                                          &lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
絵師：国芳 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
彫師：彫工竹 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
版元文字：伊場仙板 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
版元名：伊場屋　仙三郎 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
落款印章：一勇斉国芳画（芳桐印） &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
改印：村田&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
【余説】俣野五郎景久は大庭景宗の子で、平家の味方。俣野は相模国の地名による（『平家物語』巻第七『曽我物語』巻第一）。彼が演劇に出て来るのは、人形浄瑠璃　長谷川千四ら作[[『三浦大助紅梅たづな』]]時代物、五段。享保15年(1730)年　大坂　竹本座　初演。三段目が歌舞伎に移され、『石切梶原』安永4年(1775)9月、京　早雲座で上演された。これは源氏の再興を祝福した主題で、三浦大助一族が頼朝の味方につき、畠山重忠や梶原景時も頼朝に心を寄せるが、三浦の本城たる衣笠城を攻めると見せて、結局は大庭景親・俣野景久兄弟を攻め滅ぼすことになっている。国芳の劇画の一つ頭「だまし絵」に、俣野五郎と川津三郎が相撲を取っている画（天保頃）がある。が、国芳画のおし鳥と河津祐保との悲劇を書いた種員筆記の出典は未詳。ただし、『歌舞伎細見』によると江戸では江戸時代末期までの約100年の間に、曽我物は少なくとも、300種が作られ上演されたというから、その中に出典が埋没しているのかも知れない。一方、国芳画は、おし鳥の霊が俣野を恨む場面で、本歌の恋歌を、おし鳥が恨む心に見立てたのである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
【あらすじ】これは、1775年江戸の中村座において上演された『鴛鴦（おしどり）』または『鴛鴦襖恋睦（おしのふすまこいのむつごと）』という歌舞伎芝居の一場面である。[[河津三郎祐保]]と俣野五郎景久の二人の高貴な若者は、共に遊女喜瀬川を愛してしまう。彼らは、相撲の敗者が喜瀬川への想いを一切断ち切ることを約束し、相撲をとることに決めた。その結果、祐保が勝利を収め喜瀬川と共に立ち去った。一人残された景久は、湖に浮かぶ番いの鴛鴦を見つけ、鴛鴦の雄の血を飲んだ人間は雌の悲しみによって魔法にかけられてしまう（呪われてしまう？）という言い伝えを思い出す。嫉妬にかられた景久は、祐保に雄の血を飲ませようと雄を殺してしまう。&lt;br /&gt;
雄が殺されてしまったことを嘆き悲しむ雌は、おし鳥霊となり湖から現れ、雄の血をたっぷりと飲んだ祐保のところへ向かおうと血の跡を追ってゆく。彼女は祐保を愛するパートナーである雄だと認識し、幸せであった過去を思い出し共に舞う。恋敵である祐保を殺そうと身を潜めていた景久が現れたとき、祐保は雄のおし鴦の霊に姿を変えていた。雄と雌、ふたつの霊は景久の残虐さを恨み制裁を加えようと彼に襲いかかる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
【絵解き・考察】先述の通り、吉田幸一氏は『〔古典聚英９〕浮世絵擬百人一首 豊国・国芳・広重画』の中で、「国芳画は、おし鳥の霊が俣野を恨む場面で、本歌の恋歌を、おし鳥が恨む心に見立てたのである」と解釈した。俊恵法師の歌は、訪ねて来てくれない恋人を待つ夜の長さ、それを嘆く女性の辛さを詠んだものである。しかし『鴛鴦襖恋睦』に登場する雌の鴛鴦の霊は、愛するパートナーを殺され、殺した人物を恨み、嘆いているのであって、一概に「恨み」と括られているが、俊恵法師の描いた女性の心理とは異質なものだといえる。ではここに共通するものとはいったい何なのであろう。それは恋人を想う心である。雌のおし鳥の霊、歌に登場する女性のどちらにも、一途に相手を想う姿が見て取れる。&lt;br /&gt;
　また、「The Hundred Poets Compared - A Print Series」では、『俊恵法師の歌とこの歌舞伎は、「襖」ということばにおいてつながりを持っている。（中略）種員はまた、かつて愛し合う場所であった浪枕と真菰から成る鴛鴦の寝床（＝閨）を書くことによって、この歌とのつながりを持たせたのである。』と解説されていたように、柳下亭種員による記述から、俊恵法師の歌との関わり合いを見出している。&lt;br /&gt;
　さらに、国芳によって描かれたこのシーンであるが、『鴛鴦襖恋睦』に関するいくつかのあらすじや解説を読むと、俣野が雄の鴛鴦を殺した後、鴛鴦は再び俣野と出会うのであるがそれは、川津の体を借りた雄とおし鳥霊の姿をした雌が再会したあとだと読み取ることができる。つまり俣野、雄・雌の鴛鴦の三者が相対するはずであり、この場面で描かれているように雌の鴛鴦と俣野が１対１の状況で相対することはないのである。ではどうして国芳は、雌の鴛鴦と俣野の1対1の場面を描いたのだろうか。それは、残されたものの悲しみや、恋人を奪った者への恨みをより強く表そうとしたからではないだろうか。&lt;br /&gt;
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&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
参考文献&lt;br /&gt;
                                                                         &lt;br /&gt;
ビジュアル版　日本の古典に親しむ②　百人一首　2005.12.10　大観社 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
百人一首―王朝和歌から中世和歌へ　古典ルネッサンス　井上宗雄　2004.1130　笠間書院&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
百人一首　秀歌選　久保田淳　昭和62年7月1日　ほるぷ出版&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
The Hundred Poets Compared - A Print Series by Kuniyoshi/Hiroshige/and Kunisada 2007,Henk J. Herwig/ Joshua S. Mostow,Hotei Publishing &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
日本文学大辞典　　　昭和25年2月15日　新潮社 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
日本伝奇伝説大辞典　昭和61年10月10日　乾　克己　小池正胤　志村有弘　高橋貢　鳥越文蔵　角川書店 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
〔古典聚英９〕浮世絵擬百人一首 豊国・国芳・広重画　吉田幸一　平成14年　笠間書院&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
歌舞伎事典　1983.11.8　平凡社&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
			&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>WikiSysop</name></author>
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