清瀧権現
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きよたきごんげん
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解説
画題辞典
清瀧権現は、沙迦羅龍王第三の女を祀る所にして、山城醍醐にその祠あり、例祭に毎年九月九日にて、山門前に猿楽の催あり。又平安朝時代より鎌倉頃までは醍醐寺に於て毎春二月法会を営み、法会の後観桜の興宴を催すことあり、之を清瀧会という。上皇法皇などの臨幸あり、盛大を極めしものなり。
清瀧権現の図、原富太郎氏所蔵のもの藤原時代の逸品なり。
(『画題辞典』斎藤隆三)