鷺娘
さぎむすめ
画題
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解説
(分類:戯曲)
画題辞典
鷺娘は雪の精なり俗曲に唄わるものあり、又画に描かる。 (『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
三世河竹新七作の舞踊で、鷺を娘にした技巧が面白く、踊も変化があつて面白く白装束に蛇の目の姿が幽艶である、初めの一節を引く。 妄執の雲晴れやらぬ朧夜の、恋にまよひしわが心、忍ぶ山、口説の種の恋風が、吹けども傘に雪もつて、積る思ひは泡雪の、消えて果敢なき恋路とや、思ひ重なる胸の闇、せめてあはれとゆふぐれに、ちら/\雪に濡れ鷺の、しよんぼりと可愛らし。 鷺娘を画くもの、鈴木春信に名作多く、鏑木清方、山川秀峰、三宅鳳白、勝田哲の作にもある。 (『東洋画題綜覧』金井紫雲)