渓山
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けいざん
画題
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解説
東洋画題綜覧
山巒峙ち渓流淙々の響をなす処、細径僅かに通じ、或は高士飛泉を聴くの図となり、樵夫帰路の題となり、流に綸を垂れ悠々たる釣客を配したりする、山水に人物を配する画題として新古之を画くもの南画に極みて多い。
青木木米筆 『渓山幽居』(重美) 渡辺善十郎氏蔵
釧雲泉筆 『渓山秋霽』(同) 徳田弥七氏蔵
高橋草坪筆 『渓山探梅』(同) 金光庸夫氏蔵
貫名海屋筆 『渓山芳信』(同) 岩田男爵家蔵
田能村竹田筆 『渓山聴泉』 大阪生田氏蔵
小坂芝田筆 『渓山積翠』 第五回文展出品
水田竹圃筆 『渓山滴翠』 第六回文展出品
佐久間鉄園筆 『渓山捕魚』 第七回文展出品
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)