蝸牛
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かたつむり
画題
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解説
東洋画題綜覧
蝸牛は軟体動物腹足類の有肺目に属し、貝類の一で陸上に棲息し、背に負うた貝は質が脆く円形で螺旋形を呈してゐるが,これに右旋と左旋があり、大抵五巻となり、体は軟かで縮める時は全く此の貝中に入つてしまう、頭には二対の角があり一対は長く一対は短く、、長い方の先に眼があり、両性の生殖器は此の触角の基部にあり、足の前腹側には粘液の分泌腺があり、その液の上を辷つて移行する。
蝸牛は花鳥画としてよく描かれるが、これを主題とした作はあまり多くない。
山村耕花筆 『蝸牛』 昭和八年日本美術院試作展出品
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)