高士聴泉

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こうしちょうせん


画題

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解説

画題辞典

高節の士の渓流潺々たる響を聴きて心腸を洗ふの図。

夏珪筆(赤星氏旧蔵)

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

高士潺々たる泉の音を聴き、吟憶を行るの図である。

     宿千歳庵聴泉     劉克荘

因愛庵前一脈泉、襆衾来此借房眠、驟問将謂谿当戸、久聴翻疑屋是船、変作怒声猶壮偉、滴成細点更清円。

の如きそれである。画かるゝ所少くない。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)