「喜撰山」の版間の差分
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2017年10月24日 (火) 04:07時点における最新版
きせんざん
画題
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解説
東洋画題綜覧
山城宇治にあつて喜撰法師の隠棲の山といふ。
喜撰嶽は三室戸より一里ばかり巽にして櫃川村の山上にあり、こゝに岩窟ありて、これを喜撰洞といふ、此の絶頂より喜撰法師雲に乗じて登天し給ふとぞ、頓阿が井蛙抄に、喜撰が住家は三室のおくなりといひ、長明無名抄には、三室戸のおく廿余町ばかり山中に入て、宇治山の喜撰が住ける跡あり家はなけれど堂の礎などさだかにあり、これら必ず尋てみるべき事なりとかけり。 (都名所図会)
横山大観筆 『喜撰山』 第六回院展出品
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)