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ぎょうじゃかしん

画題

六祖恵能未だ廬行者たりし時、母の為めに薪を売る。道に僧の経を読めるを見、薪を背にしながら、之を聴くという即ち行者荷薪なり、六祖の条併せ見るべし。

（『画題辞典』斎藤隆三）

六祖慧能、未だ廬行者であつた時、母の為めに薪を売る、ある時、道で一僧の辻に経を読むを見、薪を荷ひながら聞く処である、是より五祖の庵下に居す。　　（後素集）

（『東洋画題綜覧』金井紫雲）