関寺小町のソースを表示

=総合=
老衰した小町が、近江国の関寺付近に居住していた時、寺の稚児のために和歌の道を説き、この寺で行う七夕祭に招かれる。

〈出典：原色浮世絵大百科事典　昭和56,11,30 大修館書店〉せきでらこまち
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=画題=
===画像（Open）===

*[http://www.dh-jac.net/db/nishikie/results.php?enter=portal&f85=関寺小町&-format=resultsp.htm&-max=50&f9=*&f11=1 ARC浮世絵検索システム]
*[http://ukiyo-e.org/search?q=関寺小町 Ukiyo-e.org]
*[http://www.britishmuseum.org/research/collection_online/search.aspx?searchText=関寺小町 大英博物館Collection_Online]
*[http://webarchives.tnm.jp/imgsearch/search?q=関寺小町 東京国立博物館]
*[http://bunka.nii.ac.jp/heritages/search/freetext:関寺小町 文化遺産オンラインDB]
*[https://www.google.co.jp/search?q=関寺小町 Google_Search]

*[http://ci.nii.ac.jp/search?q=関寺小町 CiNii論文検索] *[http://ci.nii.ac.jp/books/search?advanced=false&l=ja&q=関寺小町 CiNii図書検索]



===解説===



===画題辞典===

謡曲の一なり、絶代の美人と謡はれし小野小町の、年老いて容色衰え、近江国関寺の辺に庵を結びて住みけるを、歌道の誉れにより七夕祭に寺に招かれて、昔に帰りて舞をまひしことを作れるものにして、出処は愚見抄及鴉鷺記に在ることなり、卒都婆小町などゝ共に亦画題の一とせらる。

（『画題辞典』斎藤隆三）

[[category:画題|せ]]
===東洋画題綜覧===

謡曲の名、小町老い衰えて、[[関寺]]のほとりに住んでゐると、歌道の誉れと七夕祭に寺に招かれ舞を舞ふ、出所は『愚見抄』である

小野小町、大江惟章が妻になりて、筑紫へ下りけるが、後に尼になりて、近江の国関寺のあたりにありける

の一文と『鴉鷺記』の

いくばくか人の心を悩ましといへども、おとろへぬれば鄙にさすらひ、都にさまよひ、はては関寺の辺に庵を結びて、野辺の若草に命をささへ、うきすまひをせしを、智証大師御覧じまし／＼て寺にて七日の御説法ありとて召されしに、身のありさまを恥ぢて参らざりし時、御使たび／＼なりしかば、召すことはおののやけばとわびけんも、誠にあはれに覚えたり、そのまゝ乞食となりで昔しのばれしほど、今は厭はれ終に路次の骸となる。

とあるなどを骨子とした。

（『東洋画題綜覧』金井紫雲）

[[category:画題|せ]]