賢木のソースを表示

さかき
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=画題=
===画像（Open）===

*[http://www.dh-jac.net/db/nishikie/results.php?enter=portal&f85=賢木&-format=resultsp.htm&-max=50&f9=*&f11=1 ARC浮世絵検索システム]
*[http://ukiyo-e.org/search?q=賢木 Ukiyo-e.org]
*[http://www.britishmuseum.org/research/collection_online/search.aspx?searchText=賢木 大英博物館Collection_Online]
*[http://webarchives.tnm.jp/imgsearch/search?q=賢木 東京国立博物館]
*[http://bunka.nii.ac.jp/heritages/search/freetext:賢木 文化遺産オンラインDB]
*[https://www.google.co.jp/search?q=賢木 Google_Search]

*[http://ci.nii.ac.jp/search?q=賢木 CiNii論文検索] *[http://ci.nii.ac.jp/books/search?advanced=false&l=ja&q=賢木 CiNii図書検索]



===解説===



===東洋画題綜覧===

『[[源氏物語]]』の中の一帖、光源氏の君二十三歳、六条御息所は姫の斎宮に立ち、伊勢に下向するので、附添うて伊勢へ下らうと、暫し[[野宮]]にあつて潔斎する、そこへ源氏の君が訪れて来て、別れを惜しむ、この冬桐壷の帝崩じ源氏の失意時代が来るが、間もなく朧月夜のもとに通ひはじめて弘徽殿太后の憤をうける、『さかき』賢木の巻の名は、左の一節から来てゐる。

花やかにさし出でたる夕月夜に、うちふるまひ給へるさま、にほひ似る物なくめでたし、月比のつもりをつぎ／＼しう聞え給はんもまばゆきほどになりにければ、榊をいさゝか折りても給へりけるを、さし入れて変らぬ色をしるべにてこそ、忌垣をも越え侍りにけれ、さも心憂くと聞え給へば、

神垣はしるしの杉もなきものをいかにまがへて折れるさかきぞ。

と聞えたまへば、

をとめこがあたりと思へぼ榊葉の香をなつかしみとめてこそ折れ

大方のけはひ煩はしけれど、御簾ばかりはひききて長押におし懸りて居給へり。

『賢木』の巻を画いたものでは、昭和十年五月戊辰会に長野草風の作があり、又古く宇喜多一蕙にその作がある。（神戸田村氏蔵）

（『東洋画題綜覧』金井紫雲）

[[category:画題|さ]]