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ころもがわのたち ---- =画題= ===画像(Open)=== *[http://www.dh-jac.net/db/nishikie/results.php?enter=portal&f85=衣川の館&-format=resultsp.htm&-max=50&f9=*&f11=1 ARC浮世絵検索システム] *[http://ukiyo-e.org/search?q=衣川の館 Ukiyo-e.org] *[http://www.britishmuseum.org/research/collection_online/search.aspx?searchText=衣川の館 大英博物館Collection_Online] *[http://webarchives.tnm.jp/imgsearch/search?q=衣川の館 東京国立博物館] *[http://bunka.nii.ac.jp/heritages/search/freetext:衣川の館 文化遺産オンラインDB] *[https://www.google.co.jp/search?q=衣川の館 Google_Search] *[http://ci.nii.ac.jp/search?q=衣川の館 CiNii論文検索] *[http://ci.nii.ac.jp/books/search?advanced=false&l=ja&q=衣川の館 CiNii図書検索] ===解説=== ===東洋画題綜覧=== 伊予守源頼義朝臣、貞任宗任をせむる間、陸奥に十二年の春秋を送りけり、鎮守府をたちて、秋田の城にうつりけるに、雪はだれにふりて、軍のをのこどもの鎧、皆白妙になりにけり、衣川の館、岸高く川ありければ、楯をいたゞきて、冑にかさね、筏をくみて責め戦ふに、貞任等堪へずして、遂に城の後よりのがれ落ちけるを、一男八幡太郎義家、衣川に追ひたて責めふせて、『きたなくも後をば見するものかな、しばし引きかへせ、物いはむ』といはれたりければ貞任見かへりたりけるに 衣のたちはほころびにけり といへりけり、貞任、くつはみをやすらへ錏〈しころ〉をふりむけて、 年を経し糸のみだれのくるしさに とつけたりけり、その時義家はげたる箭をさしはづして帰りにけり、さばかりのたゝかひに、やさしかりけることかな。 (古今著聞業巻九) (『東洋画題綜覧』金井紫雲) [[category:画題|み]]
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