文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学) 2008年度報告書


刊行にあたって

『2008年度報告書』の刊行にあたって


文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)
拠点リーダー 川嶋 將生



 2007年6月、文部科学省によるグローバルCOEプログラムに採択されました私ども「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」は、21世紀COEプログラム「京都アート・エンタテインメント創成研究」での研究成果をうけて、それをさらに若手研究者育成に重点をおいて展開させるものです。
 私たちが育成を目指す若手研究者とは、拠点名にもありますように、デジタル・ヒューマニティーズ教育・研究の役割を担い、諸外国にある同様の研究拠点と緊密な連携・協力ができる者であり、さらにはデジタルアーカイブされた情報を駆使しつつ、海外における日本文化研究の動向を理解し、世界的な規模でリーダーシップがとれる人材です。この目標を達成するため、採択の決定をうけてからこれまで、22名の事業推進担当者を中心として、若手研究者の育成、海外研究機関との連携などに積極的に取り組んでまいりました。
 研究プロジェクトを立ち上げた事業推進者は5つの班に分かれ、博士課程後期課程の院生、ポストドクトラルフェローなどを中心とした若手研究者は、各研究プロジェクトのなかで教育をうけ、かつ研究活動を展開させていくシステムがとられております。そして各研究プロジェクトには、それぞれに文系・理系教員が属し、文理融合 / 連携の指導がとられるようになっています。しかし各班に所属するからといって、班ごとの垣根はごく低いもので、各班の交流が盛んにおこなわれているのも、本拠点の大きな特徴となっております。
 以下に掲載しておりますものは、2008年度の各研究プロジェクトの活動報告です。本拠点の教育・研究の基本的な姿勢に沿いながら、各研究プロジェクトが、大胆に、そして細心に進めてまいりました教育・研究活動のエッセンスがここに凝縮されています。
 もちろん、まだまだ問題点や克服すべき課題なども多々あろうかと思います。したがいまして、本報告書について忌憚のないご意見をお寄せいただきますとともに、本拠点の活動に対し、更なるご支援を関係各位にお願いして、2008年度報告書刊行にあたってのご挨拶といたします。


2008年3月


奥付

文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)
2008年度報告書


2009年3月31日 発行





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