2017年9月25日から同年11月2日まで、京都工芸繊維大学美術工芸資料館で展覧会「纏う図案-近代京都と染織図案Ⅰ」が開催されます。

http://www.museum.kit.ac.jp/20170925.html

木立研究室でデジタルアーカイブを進めている大橋商店の半襟図案(大正期)の中に懸賞付き図案が含まれています。その図案を展示に貸し出し、デジタル写真も提供しました。

展覧会は「明治期を中心に描かれた図案を産業・教育の両面から紹介し、京都における工芸・産業の発展の一側面をご覧いただきたい」という主旨で開催されます。図案の中でも、特に「懸賞付き図案」を中心に取り扱われるようです。本学の資料の位置づけを考える上で注目していますが、近代京都の工芸を考える上でも、大変興味深いテーマです。