東京の松竹大谷図書館に所蔵されている、江戸時代から戦前まで(1944年以前)の芝居番付が、本日よりすべて一般公開になりました。
検索すると、年代順に整列して一覧が表示され、画像が閲覧出来ます。
今回は2,343件の追加され、5,593件となりました。
◆松竹大谷図書館 芝居番付閲覧システム
http://www.dh-jac.net/db1/ban/search_shochiku.php

明治から戦前までの番付は未整理の所蔵機関が多く、大谷図書館の所蔵品は、この時代が充実しているので貴重です。

なお、松竹大谷図書館の番付データベースに搭載されている番付は、データベース
◆番付ポータルデータベース
からも、他の所蔵機関の番付と一所に閲覧・比較することができます。

松竹大谷図書館の番付資料公開は、番付資料公開の目標を掲げて、大谷図書館がクラウドファンディングにより得た資金によって進められたものです。
https://readyfor.jp/projects/ootanitoshokan3

今回3回目の公開資料追加により、WEB公開が著作権等に抵触しない、戦前の芝居番附資料すべてを一般公開できたことになり、この事業の推進をお引き受けしてきたアート・リサーチセンター(京都演劇プロジェクト 代表:赤間)の責任を果すことができました。
クラウドファンディングの形で大谷図書館に支援された方々へも、ここに報告させていただきます。

なお、松竹大谷図書館では、現在、クラウドファンディング第6弾として、
  歌舞伎や映画、銀幕が伝えた記憶を宝箱で守る。
実施しています。
10月25日(水)午後11:00まで。
是非とも、協力してあげてください。