西園寺文庫について

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 本学、学祖 西園寺公望自身が所蔵していた書籍で、1940 年までに本学に寄贈されました。その後、本学が増補したものも含め、総数約 7000 冊に及ぶコレクションです。
西園寺文庫は大別して四種類の文献・文書類から成っています。
第一は、西園寺公望自筆書簡 71 通をはじめ、西園寺宛の書簡なども含む西園寺公望関係文書。第二は、西園寺みずから読み座右に置いたと考えられる、政治・社会思想に関わる蔵書。第三は、文学・宗教・芸術などの書目で、日本古典についても江戸期以降の刊本を中心に多く収められています。第四の種類は、西園寺家に関わる文献で、代々受け継がれてきたと思われる宮中儀式書、和歌関係書などです。
全体像は、1990 年刊の「立命館大学図書館蔵西園寺文庫目録」によって確認できます。

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