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    「春画を見る・艶本を読む」展

04 『絵本開談夜之殿』

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二世烏亭焉馬作、歌川国貞画 『絵本開談夜之殿(えほんかいだんよるのとの)』
色摺半紙本三冊 文政9年(1826)
立命館大学ARC蔵(arcBKE2-0001)


江戸時代の後期になると、丁を左右に開くと全く別の絵が現れるという「仕掛け絵」を使った艶本も多く作られるようになる。本図は、浄瑠璃で有名なお半長右衛門の話を基にしたもの。二人は桂川で心中を企てるが、長右衛門一人が助かってしまう。川辺に流れ着いたお半の水死体に手を合わせる長右衛門だったが、その絵を左右上下に展開すると、亡魂となったお半が長右衛門の局部を引きちぎって暗い空へと昇り挙がる。グロテスク趣味な絵が仕掛け絵と相俟って大きな驚きを読者に与える。

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