• オンライン展示版
    「春画を見る・艶本を読む」展

春画・艶本を読む-流通と享受

江戸時代に入り、木版による印刷技術の向上によって出版文化が大きく発展します。春画・艶本もプリントの時代を迎え、様々な浮世絵師が筆を競いました。中でも江戸の菱川師宣(1694歿)・京都の西川祐信が春画・艶本の隆盛に果たした役割は大きいものでした。彼らの時代、春画・艶本とそれ以外の版画や本の制作に区別はなく、作中にはしっかりと名前も明記されていました。しかし、享保の改革(1722)以降、春画・艶本は地下出版物となります。これらの流通に大きな役割を果たしていたのが貸本屋でした。このセクションでは貸本屋に焦点をあて、流通経路や商売の形態、客(読者)と関係などについて展示します。

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