トリミング ⇒TOP

●書籍のトリミング方法

図付きマニュアル ←クリックしてください。

●トリミング作業一般

トリミングについて:

トリミングの作業はデジタル化された資料をデータベースに載せる為に修正の作業が必要で、トリミングはその最終段階です。成るべくきれいに且つ正確に見せる様に本紙の全体を必ず残して、要らない余地を切り取る。本紙の紙の繊維が突き出ても残し、本紙を切ることは大禁物。

トリミングは場合によってやり方が多少異なったりもするが、基本は同じです。所定の対象フォルダから未完成のTIFFフォルダを開いて、ペイントショッププロを同時に開く。TIFF画像のフォルダのファイルを5つ程ハイライトした上、ペイントショッププロにドラッグして開く。作業が始まる前に指示が出ているもしくはこのブログで詳しい説明があるので、それに従って下さい、或いは担当者に聞いて下さい。

本紙の傾斜度を見計らって、トリミング範囲の枠内にもっとも綺麗にはまるようにCtrl+3で回転させる。Shift+3で切り取る。そこで、よろしい具合であれば、カラーバーを寄せる必要がない場合、もう一度90度か180度の回転して、データベースに載せるものと判断してCtrl+F4を押して保存する。

撮影の段階でカラーバーが入っている場合がほとんどで、グレースケールも時々入っています。多くの場合はグレースケールを切ってカラーバーを残す。

カラバーを本紙の近いところに移動させ、本紙と合致しない時にはカラバーを何度か回転させて(0.2 など)。本紙が傾いている場合に本紙を回転させる。両方が傾いている場合は両方を回転して合わせる。

細長い被写体の元にカラーバーが入りきれない場合は、カラバーを90度の回転を以て横に移動して寄せる。

繋がっている続き物の場合は続きの一枚か二枚と固定されている様子が分かる様に甘く切っておくことです。

 

●BMのトリミングについて

     スケールとカラーチャートを入れる。
     カラーチャートは、スケールと同じ太さを残す。
     マウントされている資料は、段差による影を避けるため、本紙とスケール・カラーチャートの間にスペースを開けて撮影している場合がある。その場合は傾きを調整した後、スケールとカラーチャートを範囲選択して本紙側に寄せる必要がある。
     本紙の傾きとスケール・カラーチャートの傾きとが著しく異なる場合、範囲選択機能を用いて本紙とスケール・カラーチャートの傾きを個別に調整した上、本紙とスケール・カラーチャートを寄せる必要がある。
     いずれの場合も、トリミング後の画像が自然な仕上りとなるようにする留意する必要があるため、無理矢理な処理は禁物。処理が難しい事例は管理者に相談。
     ほぼすべてのフォルダに、書類やメモを撮影したフォルダと同じ名前の画像が入っているが、作業用メモとして撮影してある画像のため、紙の大きさに合わせて適当にトリミングする。多少紙が切れたりしてもかまわない。傾きを調整する必要もない。