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研究スタッフ

 [書込]

[出版レポジトリ]
2014年11月17日(月)

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前﨑信也 編

四六判・352頁  978-4-86366-886-7 宮帯出版社
定価 4,860円(税込)

本書は、大正8年松林によってまとめられた調査旅行記『九州地方陶業見学記 全』(朝日焼松林家蔵)の翻刻に解説を加えたものである。調査先は大分県を除く九州五県に点在する40余の陶磁業者で、有田の香蘭社、深川製磁、辻製磁社、松尾工場など、高級陶磁器から衛生陶器工場まであらゆる製磁業者が対象となっている。他にも高取焼、唐津焼、高田焼、大川内焼、三川内焼、薩摩焼など、かつて御用窯として栄えた陶家・陶業地の大正期の経営や技術の様子が詳細に描写され、近代九州窯業史を知る貴重な史料となっている。

〈原本挿画スケッチ100点・表26点、追加挿図写真113点〉

[出版レポジトリ]
2014年11月17日(月)

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金子貴昭著
A5判 324頁 2013.02 978-4-8318-6223-5 法蔵館 税込8,100円

 印刷の道具だけではなく、版権の所在をも示す機能をもつ板木。その基本構造を解明し、板木の新たなる観察手法を提示するなど、今後の出版研究の基礎となりうる板木書誌学を初めて提唱する画期的書。第35回日本出版学会賞奨励賞受賞。