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富本憲吉とバーナード・リーチ往復書簡の研究―京都市立芸術大学所蔵資料を中心に

 [書込]

概要
2014年9月30日(火)

代表者:京都市立芸術大学 美術学部・准教授 森野 彰人

 富本憲吉(1886-1963)は「色絵磁器」で第1回の重要無形文化財保持者に認定され、文化勲章を受章した陶芸家である。京都市立芸術大学の前身であ る京都市立美術大学において教授・学長も務め、20世紀を代表する多数の芸術家を育成したことでも知られている。2013年、京都市立芸術大学は富本憲吉 記念館(奈良県安堵町)から富本憲吉関連資料の寄贈(940件)をうけた。本研究では、同資料中の富本と英国人陶芸家バーナード・リーチ (1887-1979)の間で交わされた書簡のデジタル画像を用い、画像データベースを構築、それをもとに研究を行う。20世紀の日本と英国を代表する陶 芸家のやりとりを翻刻・研究し、画像及び研究成果をデータベース上で公開することにより、日英の美術工芸史に新たな成果・手法を提示する。