協力者皆様のおかげで,気になっていた残りの資料の撮影ができるようになりました。約1週間で3000カットを目指します。
2015年2月7日(土)に,立命館大学大阪梅田キャンパスで開催された第4回「知識・芸術・文化情報学研究会」において,本プロジェクトについての発表を行いました。
発表タイトルは以下の通りです。
特別セッション・発表1
「近世近代期京都を対象とした諸職名匠・ 諸師諸芸のデジタルアトラス構築」
塚本章宏(徳島大学)、矢野桂司(立命館大学)、赤間亮(立命館大学)、 金子貴昭(立命館大学)、山路正憲(立命館大学)
要旨;
https://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/app/news/20150207abstract.pdf
本日,予定枚数の撮影を終えました。2週間ほどで約7000カットが撮影できました。序盤は資料の状態によっては,スムーズに撮影できないものがありましたが,なんとか目標枚数に達することができました。
しかしながら,撮影作業を進めながら,今回リストアップした資料以外にも同系統のものがいくつか所蔵されていることがわかりましたので,時間が許す限り,追加で撮影をすることを考えてみたいと思います。
代表者:徳島大学 大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部・准教授 塚本 章宏
本研究課題の目的は、第1に近世近代期の京都において出版された地誌・案内記類のデジタルアーカイブを進めることにある。とりわけ、京都のあらゆる職種に 関する人物・住所情報が記載された地誌・案内記類を取り上げ、近世から近代への移行期における産業の立地や集積の地理的分布とその変遷を明らかにするため のデータ基盤を構築することを目指す。第2の目的として、デジタルアーカイブデータ(画像・テキスト形式)と、地理情報システム(GIS)の管理・分析機 能とを統合して、主要産業のデジタルアトラスを構築する。また、作成されるアトラスは「バーチャル京都」やアート・リサーチセンターのデータベースと連携 したもので、オンライン上で閲覧することが可能なものを想定している。