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デジタル・アーカイブ手法を用いた近代染織資料の整理と活用

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[京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究]
2015年8月21日(金)

糸・布・衣の循環史研究会(代表者:杉浦未樹(法政大学教授)(「18 ~20世紀の糸・布・衣の廉価化をめぐる世界史」(科研基盤研究B)による)との研究交流を行いました。

*アーカイブ化に向けた大同マルタ関係資料研究会
日時:2015年8月4日14:00~17:00
場所:京都工芸繊維大学3号館
参加者:青木(京都女子大学)、上田(京都工芸繊維大学 美術工芸資料館)、鈴木・山本(立命館大学)

大同マルタ染工株式会社で長年技術士として機械捺染の技術指導を行ってこられた大同マルタ会役員・吉岡悠氏を講師として招聘。京都工芸繊維大学に寄託された大同マルタ染工資料を閲覧しながら、製品・プリント見本品の特徴や、1960~70年代のアフリカ輸出の状況についてお話をうかがいました。参加者は以下の通りです。

(順不同・敬称略)
井上直子、杉浦未樹、角田奈歩、高須奈津子
Giorgio Riello、Renate Pieper、Beverly Lemire、Jeremy Prestholdt、Salvatore Ciriacono、Ellan Spero、小林和夫、Kate Frederick

DSCN6820.JPG

20150804(集合写真).JPG

*立命館大学アート・リサーチセンター&資料見学会
日時:2015年8月5日10:00~12:00
場所:立命館大学アート・リサーチセンター
参加者:鈴木・山本(立命館大学)

立命館大学アート・リサーチセンターの活動や、センター所蔵の近代染織に関する資料の閲覧、センターの見学を行いました。また、相互のプロジェクトの情報交換や、共有しうる論点についての議論を行いました。

参加者は以下の通りです。
(順不同・敬称略)
井上直子、杉浦未樹、角田奈歩、
Michael North、Jeremy Prestholdt、Ellan Spero、他一名。

20150805_02a.jpg

[京都を起点とした染色技術及びデザインのグローバルな展開に関する研究]
2014年10月14日(火)

独自の墨流し染を開発した薗部染工への聞き取り調査と資料撮影をおこないました。

場所:京都市右京区 薗部染工
日時:2014年10月14日
参加者:青木、山本、加茂


内容:
《動画による記録》
・墨流しの作業
・防染シートを利用した染分け
・墨流し染の技法を利用したスカーフの染色

《静止画による記録》
・染見本の撮影 

《音声、静止画による記録》
・染見本をもとにした染色技法に関する聞き取り調査

布地が一瞬にして染色される様子や染色に至るまでの職人さんの繊細な技術を記録することができました。
また、新たなデザインを創案するまで試行錯誤していた様子を所蔵される染見本からも垣間見ることができました。

ご協力いただきました薗部染工の関係者の方々に御礼申し上げます。

薗部染工写真3.JPG 薗部染工写真5.JPG

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