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18世紀の上方・江戸における出版と都市文化の関連性

 [書込]

[18世紀の上方・江戸における出版と都市文化の関連性]
2016年2月 3日(水)

第24回雛形本研究会を開催しました。

日時:2016年2月3日(水)10:00~
於:立命館大学アート・リサーチセンター会議室2
参加者:石上、金子、倉橋、鈴木、高須、竹村、山本
発表者:山本(担当:『正徳雛形』33~34番)

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[18世紀の上方・江戸における出版と都市文化の関連性]
2015年12月 2日(水)

代表者:国際日本文化研究センター・特任助教 石上 阿希

 本研究では、江戸中期に京都を拠点として活躍した浮世絵師である西川祐信(1671~1750)に着目し、18世紀上方出版文化から江戸の都市文化へと続く知の連環を考察する。
 祐信は、上方だけではなく、江戸の絵師にも大きな影響を与えた絵師であり、多様な出版文化の展開を担った重要な人物であるにも関わらず、これまで十分な研究がされてきたとは言い難い。本研究は、祐信という絵師を核とした知的活動の展開と上方文化の江戸流入を明らかにすることを目的とする。
 研究活動の一つとして、毎月1回アート・リサーチセンターにて西川祐信の着物雛形本『正徳雛形』の研究会を開催。染織、文学、美術など様々な研究者をメンバーとして『正徳雛形』に記載された各雛形を分析し、模様の典拠となった文学、演劇との関連性を考察する。