2011年7月19日

第110回GCOEセミナー

プログラムに変更があります。

1. "Same But Different Stories in Kamigata and Tokyo Rakugo"
師:Matthew Shores (Ph.D. candidate, University of Hawai‘i at Mânoa

 

2. 「〈外地〉文学研究とデジタル・アーカイブス」
講師:三上 聡太 (RA / 日本文化研究班 / 立命館大学大学院文学研究科・D3)
 
3.「「白板」という状態の板木
"Printing blocks in a "white" state"

講師:金子 貴昭 (PD / 日本文化研究班
 

日 時:7月19日(火) 18:00-19:30(6限)

場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 会議室
【BKC】 インターネット(Power Live)をご利用ください。
参加無料(予約不要)
 
※ 一般の方もインターネットでセミナーにご参加いただけます。
※配布資料は開催当日午後より下記のURLからご覧いただけます(期間限定)。
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/archive01/jimu/GCOESeminar/haifu-index.html

 

発表要旨は、「続きを読む」をご覧下さい。

1. Matthew Shores "Same But Different Stories in Kamigata and Tokyo Rakugo"
 
It is often said that Kamigata rakugo is shōnin/shōbai-heavy, or at least contains more to do with that world than does Tokyo rakugo. One reason for this might be that Osaka audiences were traditionally made up of shōnin, had working relationships with them, or depended on them to some degree. Osaka audiences, in the Edo period and later, were likely more interested in hearing narrated the fine details of the shōnin world than people in Edo/Tokyo. Analyzing the rakugo of both regions will allow me to determine whether Kamigata is shōnin-heavy, and identify characteristics of its Tokyo counterpart.

2. 三上 聡太「〈外地〉文学研究とデジタル・アーカイブス
 本報告では、現在構築しているデータ・ベースをもとに、台湾、および満洲の阿片政策についてふれた〈外地〉文学作品について考察してゆく。報告者はこれまでに、黒島傳治や堀田昇一、そして高見順といった作家による〈対抗言説〉のありかたについて考えてきた。これまで、日本人による阿片政策への批判は殆どないとされてきたが、そうした説については見直されてゆくべきだろう。一方、林語堂、賴和、呂赫若、爵青といった〈外地〉の作家らは、この阿片政策をどのように描いたのであろうか。それぞれの作家の思想や立場はさておくとしても、植民地人である彼らがこのことを扱うのは、たやすいことではなかった。当局の目をかいくぐって発表された彼らの文学作品のうちには、一見して従順とも思われるほどの装いをしているものさえある。本報告ではそうした文学作品を、データ・ベース内のさまざまな同時代資料をもとに読みといてゆく。あわせて、〈外地〉文学研究の方法の紹介となればと思う。

3. 金子 貴昭「「白板」という状態の板木」
 板本は墨一色で摺られることがほとんどである。その結果、墨が堆積し、板木が黒色の物体となることはいうまでもない。黒色であるということは、現存板木のほとんどに共通する特徴といえるだろう。しかし出版記録を参照すると、板木が「白板」という状態で扱われているケースが見受けられる。本発表では「白」い板木とはどのような状態なのか、なぜそのような状態で扱われたのかを考察する。また考察結果の裏返しが何を示すのかについても言及したい。

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