• 杉橋研究室


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2011年8月30日

EAJSでの研究報告

8月24日から27日まで、エストニア共和国のタリン大学で開催された13th International Conference of EAJSに、花田卓司(本拠点PD)・田中誠(本学大学院博士課程後期課程)両名が参加しました。

 本プロジェクトの研究内容は、「平安貴族と自然環境―平安京における「道」と貴族社会」と題して田中氏が代表して報告しました。また、「GISを利用した中世京都合戦の分析」と題してGISを利用した研究成果を花田が報告しました。

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海外の研究者から質問が寄せられるとともに、日本史研究におけるGIS利用について、参加者からは大いに関心を持ってもらうことができました。

2011年6月15日

プリンストン大学からのセミナーで講義

615日の3時限目・4時限目を用いて、米国プリンストン大学の学生を対象に本プロジェクトの研究紹介を行い、また授業形態に工夫を試みました。

 まず3時限目は、おりから本学を拠点に開催中のプリンストン大学のセミナー参加学生(比較文学、トーマス・ヘア教授引率)10余名とAPUの院生2名を対象とする小規模授業(「日本文化研究Ⅳ」)で、前半、本研究室の佐古愛己准教授が「the Behavior Patterns of the Aristocracy in the Heian Period 」と題して研究成果をふんだんに紹介し、学生たちの強い関心を引き出しました。後半は杉橋隆夫教授による講義「An Introductory Lecture to Professor Collcutt’s LectureOn the Iwakura Embassy dispatched to the U.S.A. and Europe by the Meiji Government in 1871, and the On-the-Spot Research on it」でした。 

これを承けてセミナーの学生は、4時限目の授業(リレー講義「日本文化の奔流」)に臨みました。この日の講師は偶然にも、同じくプリンストン大学のマーチン・コルカット教授で、「アメリカでの岩倉使節団―特にサンフランシスコ到着と歓迎」とする日本語による講義が行われました。写真は授業風景の一コマですが、日本語と英語とが倒錯するなか、相互の理解に工夫を凝らし、授業終盤のディスカッションでは、本学学生と市民聴講者、そしてセミナーの学生、三者それぞれの関心・特質が浮かび上がったようです。

 

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(いずれの写真も読売新聞社提供)

2010年7月20日

日本古文書学会史料見学会を開催しました

 7月17日(土)に、アート・リサーチセンターにて日本古文書学会史料見学会を開催しました。

 当日は、日本古文書学会会員諸氏や立命館大学内外の学生・院生など、27名の参加者を得ました。1F閲覧室で展示中の「立命館大学アート・リサーチセンター新収蔵資料展―友禅下絵と乾板写真から―」を見学した後、杉橋研究室の学内研究協力者・佐古愛己准教授と本拠点PDの岡本隆明氏より、グローバルCOEプログラム「日本文化デジタルヒューマニティーズ拠点(立命館大学)」にて展開している研究活動の紹介を行い、最後に、本拠点PD花田卓司が「藤井永観文庫」の資料25点を展示・解説しました。

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  「藤井永観文庫」の資料については、内容の検討はもとより、伝来や資料の形態(補修の痕跡など)について多くの質問や意見が交わされ、充実した史料見学会となりました。

2010年7月17日

日本古文書学会史料見学会

立命館大学アート・リサーチセンターにて、日本古文書学会の史料見学会を行います。奮ってご参加ください。参加ご希望の方は、ハガキに住所、氏名、所属、連絡先、日本古文書学会会員・非会員の別等を明記の上、下記申込受付先までお申し込みください。

■日時:2010年7月17日(土)13:30~16:30

■主催:日本古文書学会

■共催:文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点(立命館大学)」、立命館大学アート・リサーチセンター

■会場:立命館大学アート・リサーチセンター

■集合場所:同上玄関前(13:15~受付開始)

■内容

  1. 「立命館大学アート・リサーチセンター新収蔵資料展―友禅下絵と乾板写真から―」を見学
  2. 「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」の研究活動紹介(本拠点PD・岡本隆明氏、杉橋研究室学内研究協力者・佐古愛己准教授より)
  3. 「藤井永観文庫」の資料見学

■参加費:無料

■申込受付先:〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町京都大学大学院人間・環境学研究科元木研究室

■申込締切:2010年7月9日(金)必着

 

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