• 杉橋研究室


2011年6月15日

プリンストン大学からのセミナーで講義

615日の3時限目・4時限目を用いて、米国プリンストン大学の学生を対象に本プロジェクトの研究紹介を行い、また授業形態に工夫を試みました。

 まず3時限目は、おりから本学を拠点に開催中のプリンストン大学のセミナー参加学生(比較文学、トーマス・ヘア教授引率)10余名とAPUの院生2名を対象とする小規模授業(「日本文化研究Ⅳ」)で、前半、本研究室の佐古愛己准教授が「the Behavior Patterns of the Aristocracy in the Heian Period 」と題して研究成果をふんだんに紹介し、学生たちの強い関心を引き出しました。後半は杉橋隆夫教授による講義「An Introductory Lecture to Professor Collcutt’s LectureOn the Iwakura Embassy dispatched to the U.S.A. and Europe by the Meiji Government in 1871, and the On-the-Spot Research on it」でした。 

これを承けてセミナーの学生は、4時限目の授業(リレー講義「日本文化の奔流」)に臨みました。この日の講師は偶然にも、同じくプリンストン大学のマーチン・コルカット教授で、「アメリカでの岩倉使節団―特にサンフランシスコ到着と歓迎」とする日本語による講義が行われました。写真は授業風景の一コマですが、日本語と英語とが倒錯するなか、相互の理解に工夫を凝らし、授業終盤のディスカッションでは、本学学生と市民聴講者、そしてセミナーの学生、三者それぞれの関心・特質が浮かび上がったようです。

 

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(いずれの写真も読売新聞社提供)

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