2011年3月19日
和鏡工房の民俗調査
2月25日、3月3日、3月18日、伝統的な和鏡を製造している山本合金製作所工房で和鏡、とくに魔鏡の見学・調査を行いました。山本合金製作所は平安時代から続く真土型の技術を伝えていえます。一般的にはあまり評価されていませんが、鋳造業は京都の伝統工芸のなかでは別格に古く、そのことは発掘調査でも明らかにされています。京都の伝統工芸を代表する産業と言ってよいでしょう。山本合金製作所は京都に残された最後の鏡鋳造工房であり、先代が魔鏡を復原したことでも有名です。文学部京都学プログラムの研究資料・教材製作も兼ねて、和鏡・魔鏡の研磨作業を見学させて頂きました。
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