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2010年12月17日

アジアン・ディアスポラ研究会

12月17日(金)に行われたアジアン・ディアスポラ研究会で、楠井が「1930-40年代・在朝鮮日本人移住者文学と「国民文学」」というタイトルで発表しました。

2010年10月22日

シンポジウム「帝国日本の移動と東アジアの植民地文学」

2010年10月7日(木)~8日(金)、韓国・高麗大学校にて開催されたシンポジウム「帝国日本の移動と東アジアの植民地文学」で、木村先生が「南方徴用作家の言説」と題して発表・討論を行いました。

2010年6月26日

第47回日本文芸学会大会

PD楠井が、下記の発表を行いました。
○ 「中島敦「弟子」論―「絶対普遍的な真理」という「教」を相対化する視点―」
○日時:2010年6月26日(土)・27日(日)
○場所:山口大学・吉田キャンパス

2010年5月24日

「若手研究の未来構築フォーラム 東アジア共同体と日本研究」

2010年5月14日から5月15日にかけ、RA三上が「若手研究の未来構築フォーラム東アジア共同体と日本研究」での研究報告を行ってきた。 

本国際フォーラムには高麗大学、北京日本学研究中心、台湾政治大学、そして立命館大学GCOEの、東アジア4ヵ国の研究者があつまり、共同討議の場としてはかなり大きなものであった。

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(このような立派な横断幕まで用意されていた:写真左)

日程一日目は、高麗大学日本研究センターの崔官所長をはじめ、東アジアの日本学研究の動向や、歴史認識をめぐる展望などについて討議が行われた。

私の研究報告「日本近代文学は阿片問題をどう描いたか-プロレタリア文学から読む-」は、二日目の分科会で行われた。報告の内容は、文字通り東アジアにおける阿片問題を、文学テキストから読むというもので、特にこの日にむけて準備したものである。というのは、日本の阿片政策が東アジアに展開したさい、中国はもとより、朝鮮半島、台湾も生産地、あるいは消費地として利用されていたという経緯があり、私はこれらの史実を東アジア4ヵ国で話し合うことに、特別な意味があると考えたからだ。

コメンテーターには高麗大学の兪在眞先生がついてくださり、こうした研究や資料の調査が韓国側では試みられていない点に言及くださった。当該研究に限らず、東アジアにおける人文学研究は、相互の研究や資料の共有化が目下の課題となっている。今回の発表は、本拠点のDigital Humanitiesの実践として、日本学研究の未来像と問題点を提示できたのではないかと考えている。

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高麗大学校日本研究センター‣http://www.kujc.kr/jan/main/

(残念ながら、まだフォーラムについての記事は更新されていない。)

2010年5月15日

第46回昭和文学会研究集会

PD楠井が「国語/日本語という「ことばの呪縛」を越えて―金石範「虚夢譚」を中心に―」というタイトルで発表しました。

詳細は、昭和文学会公式WebSite

をご覧ください。

2010年3月 1日

シンポジウム プロレタリア芸術とアヴァンギャルド

立命館大学国際言語文化研究所主催のシンポジウム「プロレタリア芸術とアヴァンギャルド―せめぎあう「物」と「身体」の1920―30年代」で、PD楠井が「『亜細亜詩脈』という場―1920年代朝鮮における詩雑誌のネットワーク―」というタイトルで報告を行いました。
○概要 3月1日(土)13:30~18:00
シンポジウム プロレタリア芸術とアヴァンギャルド─せめぎあう「物」と「身体」の1920-30年代─
会場:衣笠キャンパス創思館1階カンファレンスルーム
2日(日)10:00~17:00
映画上映(2日目プログラム内) プロキノと能勢克男の時代1927-1937 ドキュメンタリーとアヴァンギャルドの越境
12:50開場 13:00~上映(14:30まで) 会場:衣笠キャンパス充光館地階301号教室
同時開催・企画展示 小型映画の芸術―プロキノと能勢克男の時代1927-1937
2日目のみ展示=11:30~17:00 会場:創思館4階406号教室
上記全企画参加自由・申し込み不要
立命館大学国際言語文化研究所HP
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/lcs/lcs_index.htm

2010年1月12日

ワークショップ「植民地の心―台湾と文学の記憶―」

PD楠井が、下記のワークショップでコメンテーターを行いました。
日本研究理論研究会国際ワークショップ「植民地の心―台湾と文学の記憶―」
日時:2010年1月11日(月)14:00-17:00
場所:末川会館第二研究会室
スピーカー:フェイ・阮・クリーマン(コロラド大学)
コメンテーター:楠井清文
ディスカッサント:西成彦(立命館大学)
司会:中川成美(立命館大学)

2009年12月20日

科研研究会

PD楠井が、下記の研究会にて発表しました。
科研研究会:基盤研究(B)戦前期<外地>刊行の日本文学資料に関する基礎的・総合的研究
日時:12月20日(日) 14:00-
会場:アルカディア市ヶ谷(私学会館)
「外地」日本人文壇と「郷土色」  ―韓国国立中央図書館所蔵資料を中心に―
楠井 清文(立命館大学・ポストドクトラルフェロー)
 

2009年12月 1日

ICDADHでのプレゼンテーション

CA3C0040.jpg12/1-2国立台湾大学で開催されたInternational Conference of Digital Archives and Digital Humanitiesのポスターセッションに、PD楠井が"Construction of a Database of Japanese Literary Magazines Published in Japan-ruled Korea"という発表で参加しました。

2009年11月 7日

日本近代文学会関西支部・2009年度秋季大会

本拠点と関係の深いテーマで、下記の学会が開催されました。
○日時:2009年11月7日(土) 午前11時~午後6時/11月8日(日) 午前10時~午後1時
○会場:関西大学 千里山キャンパス 以文館4階 セミナースペース
○内容:
【第1日目(11月7日)】
支部創設30周年記念・日韓共同開催特別企画
海を越えた文学(1)――日韓を軸として――
・特集趣旨説明  立命館大学・木村一信
・明成皇后・表象試論――三好徹「閔妃殺害」を中心として――  佛教大学・三谷憲正
(コメンテイター・金容安)
・安部公房の〈満州〉体験  威徳大学校・李貞熙
・朝鮮詠の俳域――朴魯植と村上杏史――  愛媛大学・中根隆行
(コメンテイター・崔在喆)
・日本留学時代の金史良に関する小考  水原大学校・許昊
・講演  どこにも根を張れない種がつけた蕾  小説家・玄月
 
また大会二日目にPD楠井が「内野健児と植民地期朝鮮の日本詩壇 ――「郷土色」の創出と内野の詩における自他表象――」というタイトルで発表しました。 
詳細は日本近代文学会関西支部・公式ブログ(http://kindaibungaku-kansai.at.webry.info/)をご参照ください。
 

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