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2008年5月28日

日本文学会大会発表

本学日本文学専攻の学会「立命館大学日本文学会」第52回大会で下記の発表を行います。
期日:6月8日(日)10:00~17:30
会場:立命館大学衣笠キャンパス 末川記念会館1F講義室(旧ホール)
 「外地」の読書空間と日本語文壇の形成
         ―朝鮮での日本語文学雑誌の刊行を中心に―  楠井清文
大会プログラムはこちら

2008年5月27日

GCOEセミナー発表報告

本発表では、最初に「外地」文学研究で資料の共有化がいかに必要であるか述べ、現在作成中の『京城日報』文芸記事DBの概要について説明した。『京城日報』は日本統治期の「朝鮮」における文化動向を知る上で重要な資料であり、個々の記事検索・閲覧システムを作ることには意義がある。今回発表したデモ版DBは、ファイルメーカーで作成した記事目録と、PDF形式の記事画面を組み合わせたものである。発表者は記事の多様性を示して、文献としての面白さを強調した。その上で、ある程度の蓄積がなされた後で、他の文学雑誌の総目録などと連携した総合的文献DBを作りたいという構想を述べた。
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2008年5月27日

GCOEセミナー発表

下記の内容で発表します。
.「外地日本語文学雑誌データベースについて」
About the database of the Japanese literature magazine published at the GAICHI (foreign land)
 楠井 清文 (ポストドクトラルフェロー / 日本文化研究班)
 
日時:2008年5月27日(火) 18:00~19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
 
【要 旨】
日本文化研究班木村研究室では、ⅰ)東アジアの日本近代文学研究との提携 ⅱ)外地の日本語文学に関する研究資料のデジタル化 の二つを活動目標としている。両者は別々のものではなく、東アジアの近代に共通する歴史として外地(植民地)の問題を考え、文学研究の立場からアプローチするものである。本プロジェクトでは、日本人が外地(朝鮮)で刊行した文学雑誌のデータベース作成を目指し、そのリスト化を進めている。また代表的な日本語新聞『京城日報』の文学関連記事索引を作成中である。これらは日本語文学研究の資料として有益だが、デジタル化による知見は、ここからどのような新しい展望を引き出すことができるだろうか。近代文学研究とデジタル・ヒューマニティーズの関連という問題も合わせて考えたい。

2008年5月21日

研究会報告「梶山季之と朝鮮」

研究会報告第1回「梶山季之と朝鮮――「族譜」を中心に」(報告者:楠井)
17:00~18:00 アート第二会議室にて
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2008年5月14日

資料調査

5月9日(金)10日(土)、国会図書館・日本近代文学館へ資料調査のため出張(楠井)。

2008年5月 1日

「外地」文学研究会(第1回)

活動内容
水曜日17時~18時(月一回)、於アートリサーチセンター第2会議室
以下の日程と内容で講読予定。
5/21 梶山季之と朝鮮
6/25 未定
7/30 黒島伝治と上海 
8/   未定

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