2007年9月20日

赤間プロジェクト研究発表

【論題】
「『妹背山婦女庭訓』お三輪の衣裳にみられる変化と定着について」
【発表者】 加茂
【時間】18時~

『妹背山婦女庭訓』のお三輪の衣裳は現行では萌葱色に石持、十六むさしの裾模様が定型となっている。また、お三輪の衣裳は「田舎娘」の代表のように扱われることが多い。しかしながら、現行の衣裳は近代以降定着した衣裳であり、先行研究としていくつか指摘はあるものの、衣裳の変化についての詳細な検討が行われていない。
 そこで、今回は現行の衣裳報が定着する以前はどのような衣裳であったのかを整理すると共に、いつ頃から現行の衣裳が用いられていたのかを報告する。そして、衣裳の変化によってお三輪という役の解釈が変化していったのかについてまで論じていきたい。

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