• 歴史地理情報研究班


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2009年4月15日

歴史地理情報研究班 2009年度第1回ミーティング

歴史地理情報班の第1回ミーティングを開催しました。

場所:歴史都市防災研究センター カンファレンスルーム
日時:2009年4月15日11:30~13:00

・2009年度の研究計画について
・2009年度の学会スケジュール・発表者について

【出席者】矢野・金田・高瀬・村中・花岡・勝村・塚本・桐村・瀬戸
 

2009年4月14日

「地理情報学研究I」プレゼンテーション

大学院国際先端プログラムでは、4月9日のPaul Longley教授による講演を皮切りに13日まで集中講義を行いました。

 この中では、GIS全般に関するイントロダクションと基本操作の実習を行った後、”The geo-geneology of Japanese Surnames: An exercise in data representation, manipulation and analysis”というテーマのワークショップを実施しました。

 ワークショップでは、6つのチームがそれぞれ5つの日本人の名字を地理学的に分析するとともにそのルーツをたどるというもので、最終日の13日(17:45~20:00)には歴史都市防災研究センター・カンファレンスルームにてファイナル・プレゼンテーションを実施しました。

 ファイナルプレゼンテーションの模様は、本講義を担当されたPaul Longley教授・Alex Singleton博士らのプロジェクトホームページにも(Spatial-Literacy.org )掲載されています。

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2009年4月13日

番外編(Vol.10)GCOEセミナー(2)

 2.「地理的人口統計学分類の仕様・評価・テストにおけるいくつかの展開」
Some developments in the specification, estimation and testing of geodemographic classifications

講師:Dr. Alex Singleton (Centre for Advanced Spatial Analysis (CASA), University College London)

 Alex先生は、現在研究を進めておられる「ジオデモグラフィクス(geodemographics)」をテーマに、空間分類の歴史から現在の動向に至るまで、事例を交えながら紹介されました。最近のトレンドとして、(マーケティングなど民間での活用も含めて)使用目的にあったジオデモグラフィクスを構築するとともに、GISや地理学を専門としない人々にも使いやすい形で提供する必要を指摘され、Webを用いた視覚化(Visualization)という方向性について解説されました。

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2009年4月13日

番外編(Vol.10)GCOEセミナー(1)

 第10回目のGCOEセミナー番外編は、Dr. Tao ChengとDr. Alex Singletonの両講師をお招きして(GCOEセミナー番外編)、2009年4月13日(月) 11:30~13:00にアート・リサーチセンター 多目的ルームにて行われました。

1.「移送モデリングと伝染病感染分析のための、行動をベースとした時空間データモデル」
An Activity-Based Spatio-Temporal Data Model for Transport Modelling and Epidemics Transmission Analysis

講師:Dr. Tao Cheng (Dept of Civil, Environmental & Geomatic Engineering, University College London)

 Tao先生は、現在研究プロジェクトを進めておられる疾病地理学、特に香港におけるSARSの感染過程に関するモデリング分析について詳しく紹介されました。ケーススタディとして、香港におけるSARS感染者の移動・接触に関わる膨大なデータをGIS環境において時空間分析する意義と課題について説明されました。

 会場からは、このように集められた大量のデータを、特定のGISソフトを用いて解析する上での問題点・課題のほか、過去に起こった他の疾病や災害現象についてもこれらのモデリングを適用できるか、など活発な意見が交わされました。

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2009年4月 9日

第45回 GCOEセミナー

 立命館大学大学院国際先端プログラム「地理情報学研究I」の講師として来日されている、Prof. Paul Longley (Centre for Advanced Spatial Analysis (CASA) and Dept of Geography, University College London)による講義(GCOEセミナー)が、2009年4月9日(木) 18:00~19:30にアート・リサーチセンター 多目的ルームにて行われました。

 講義では地理情報科学の最先端の研究動向を、英国での研究事例に即してお話しされました。また、今後の展望として、Webを用いた地理情報配信の重要性や、VGI(Volunteered Geographic Information )への注目など、地理情報科学における幾つかの将来への挑戦についても指摘されました。

 Paul Longley先生らによる集中講義・実習は、引き続き13日まで行われます。

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【参考サイト】
・UCL CENTRE FOR ADVANCED SPATIAL ANALYSIS(CASA) http://www.casa.ucl.ac.uk/index.asp
・London Profiler http://www.londonprofiler.org/
・Spatial-Literacy.org http://www.spatial-literacy.org/

2009年4月 9日

2009年度 京町家調査第1回ミーティング

 京都市、(財)京都市景観・まちづくりセンターと共同実施している「京町家まちづくり調査」は、調査開始から2年度目を迎えました。

 4月9日の14:00-16:00にかけて、2009年度第1回ミーティングを歴史都市防災研究センター 研究交流室にて開催しました。打ち合わせでは、今年度上半期の調査計画と京町家調査データの中間とりまとめに関する内容を検討しました。

 今年度の京町家まちづくり調査は調査中の伏見区をはじめ、以降未調査地区を順次調査予定です。

2009年4月 1日

17th annual GIS Research UK (GISRUK) conference での発表

 当研究班メンバーらが、17th annual GIS Research UK (GISRUK) conferenceにて、研究成果を発表します。詳細は公式ページをご覧ください。

当研究班メンバーの研究発表は下記のセッションになります。(※日時は現地時刻)

Wednesday 1 April 16:30-17:50 Session 3A GIS for health data
Tomoki Nakaya and Keiji Yano: Visualising spatio-temporal crime clusters in a space-time cube

Thursday 2 April 11:10-12:50 Session 5B Tools for spatial data handling II
Kazumasa Hanaoka: The estimation of the socio-economic impacts of machiya (traditional wooden townhouse) demolitions: A dynamic spatial microsimulation approach

17th annual GIS Research UK (GISRUK) conference
DATE:1 -3 April 2009
University of Durham

2009年4月 1日

2009年度の歴史地理情報研究班

2009年度の歴史地理情報研究班は、
昨年度、デジタルアーカイブ技術研究班に参加されていた、
立命館大学大学院 理工学研究科 教授、田中 覚(たなか さとし)氏をお迎えし、
新たな研究室を含めた、5つの研究室になります。

歴史地理情報研究班 研究室一覧

矢野研究室
中谷研究室
河角研究室
金田研究室
田中覚研究室 (http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/GCOE/DASG/satoshi/

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