車人形

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くるまにんぎょう


歌舞伎

八王子附近で行われていた郷土人形劇。 文楽系の三人遣いの人形を、車付きの本箱(長さ二十五センチ位、幅と高さが十五センチ位、底に三つの木の車がついている)に腰かけた人形遣いが一人でつかい、説経節によって「日高川」「小栗判官」「石童丸」などを演ずる。幕末の頃埼玉県の西川古柳がはじめたもので、明治三十年頃まで東京の寄席で吉田冠十郎・玉川文楽らが行っていた。