勢獅子

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きおいじし


歌舞伎

常磐津舞踊劇。三世瀬川如皐作。嘉永四年(1851)市川小団次坂東竹三郎(彦三郎)らにより初演。 江戸の三大祭といわれて盛大さを誇った山王祭の神酒所前で、いかにも江戸の祭礼らしい賑やかな威勢のよい踊りがつづく。芸者の手古舞、くどき、木やり、曾我夜討の振、獅子の狂い、おどけ踊等々。泰平の世の江戸情緒が舞台に横溢する。初演のときは、山王祭でなく、曾我祭だったが、慶応三年の上演のときから現在のように改まった。