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展覧会

 [書込]

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特別公開「着物の虫干し展」
3月21日・22日に京都市指定有形文化財である長江家住宅において、「着物の虫干し展」が株式会社フージャースホールディングス主催、立命館大学アート・リサーチセンター共催にて開催されました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、2019年夏の屏風祭以降、1年半ぶりの特別公開となった今回の特別公開は、感染症予防のため定員を設けた公開でしたが、多くの方にご来場いただき、2日間で50名以上の見学者を迎えることができました。

長江家住宅は代々、呉服卸商を営んできた長江家が店舗兼住宅として使用してきた、典型的な職住一体の京町家の佇まいを今も受け継いでいます。
今回の特別公開では、長江家住宅の土蔵に保管されている着物の虫干しを兼ねて展示を行いました。
祇園祭をこよなく愛し、船鉾を支える旦那衆の一人、囃子方としても活躍した長江家7代目当主が祭の様々な行事で着用していた夏の羽織などを中心に、日常的に着用されていた普段使いの着物も展示しました。
また、各部屋には商売道具や日用品も展示され、当時の洛中の商家の暮らしや商売の一端を垣間見ることができました。祇園祭の羽織にあしらわれている家紋とは異なる、商売用の紋も家のいたるところで見ることができます。

これと同時に離れ座敷では、ARCが調査研究している長江家旧蔵の染織資料のデジタル・アーカイブの研究成果も展示されました。

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長江家住宅について
長江家住宅は、江戸末期に京都市の中心地に建てられ、京都市指定有形文化財の指定を受けています。
主屋は二階建ての伝統的な表屋造りで、禁門の変による京都大火で焼失した後の慶応4(1868)年に再建された北棟と、明治40(1907)年に建設された南棟、離れ座敷、蔵などがあります。
建物の一部は近年復原修復工事が行われましたが、住宅のほとんどの部分は一世紀以上の年月を経たものです。
表側は商売に、奥は生活にというように、各部屋は用途に合わせて使われて来ました。離れ座敷は婚礼など特別の機会にも使われていたようです。

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ARCの研究について
ARCは長江家住宅の保存・研究に長年関わってきました。掛軸、屏風、着物や日用品を含む所蔵品の調査とデジタル・アーカイブを行う中で、それらの資料は立命館大学が寄贈を受けました。最近の調査では着物や帯の図案帳や紋帳、商品簿等が土蔵から見つかり、長江家の呉服商としての幅広い業態も明らかになってきており、これらも今回の展示で紹介しました。
ARCは、引き続き、調査、デジタル・アーカイブを通じて、長江家コレクションのデータベースを充実させ、日本文化資源の保存に貢献していきます。

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長江家住宅(リンク):公式ホームページ  フェイスブック インスタグラム

主催:株式会社フージャースホールディングス
共催:立命館大学アート・リサーチセンター

[イベント情報]
2021年3月20日(土)

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2021年3月20日(土・祝)、21日(日)に長江家住宅土蔵に残されている普段着として使われていた着物の虫干し展を行います。
2019年屏風祭以降、1年半ぶりの特別公開となります。
伝統的な京町家の空間に昭和初期頃の着物と当時の商売道具や生活道具などを展示します。
同時に離れ座敷にて立命館大学が調査研究しているデジタルアーカイブの研究内容の展示も行います。

主催:株式会社フージャースホールディングス
共催:立命館大学アート・リサーチセンター

★特別公開のみ嬉しい特典付き
 1、ルール遵守のうえでの撮影が可能です。
 2、長江家住宅オリジナル絵はがきをプレゼント!5種類の中から選んでいただきます!

尚、感染症拡大予防をした中での公開のため、定員を設けさせていただきます。
事前予約制となります。ご予約お待ちしております!

★事前予約お申込み方法(メールにて受け付けております)
 下記内容をご記入のうえ、nagaeke@hoosiers.co.jp までお送りください。

 ・お名前 ・ご住所 ・電話番号
 ・参加人数 ※定員は各回5組(最大10名様)
 ・時間:①10時~ ②11時~ ③12時~ ④13時~ ⑤14時~ ⑥15時~

お問い合わせ先・お申込み
E-mail: nagaeke@hoosiers.co.jp
Phone: 075-353-7512(平日のみ。不在の場合もあります)
Fax:075-353-7513

東京国立博物館で開催中の特別展「きもの KIMONO」が、7月19日(日)放送のNHK Eテレ「日曜美術館 アートシーン」で特集されました。番組は7月26日(日)午前9:59まで、下記URLから視聴することができます(視聴にはNHKプラスIDが必要です)。

https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2020071918591

番組では、17世紀初め頃に流行していた着物の柄が見て取れる絵画として、ARCから前期展示(~7月26日まで)に出品している「かるた遊び図」が紹介されました。また、特集最後の部分では、ARC客員協力研究員・髙須奈都子氏のコレクションで構成された華やかなトルソーのランウェイを背景にはっきりと見ることができます。

また、7月20日(月)18:00から「ニコニコ生放送」で放送予定の「ニコニコ美術館」では、東京国立博物館工芸室長の小山氏による解説を聞きながら展示を巡る生中継が行われます。番組は以下のURLから視聴することができます(視聴にはniconico ユーザ登録が必要です)。

https://live2.nicovideo.jp/watch/lv327020400

「かるた遊び図」が見られるのは7月26日(日)までです。事前予約と新型コロナウィルス対策をされたうえで、この連休にお出かけになってはいかがでしょうか。

特別展「きもの KIMONO」ウェブサイト

https://kimonoten2020.exhibit.jp/index.html

特別展「きもの KIMONO」ニュース

https://www.arc.ritsumei.ac.jp/j/news/pc/006182.html

[イベント情報]
2020年7月 3日(金)

ARCが協力する展覧会、特別展「きもの KIMONO」が東京国立博物館で開催中です。

鎌倉時代から現代までのきものを通史的に総覧する、かつてない規模のきもの展である本展に、ARCから藤井永観文庫「かるた遊び図」を前期展示(6月30日~7月26日)に出品しています。この機会にぜひ本物をご覧になってはいかがでしょうか。(「かるた遊び図」データベース https://www.dh-jac.net/db1/resource/eik3-1-04/eikan/

eik3-1-04.jpgまた、本展には、ARC客員協力研究員の髙須奈都子氏が図録執筆をはじめ、大正・明治時代のコーディネートや海外コレクターの銘仙マネキン着装展示、展示品貸し出しなどで関わられています。装着展示では着物のデザインそのものだけでなく、半衿や帯、帯留等の小物とコーディネートされた展示が楽しめ、その装いはまさに芸術作品です。

なお、本展は新型コロナウイルスの感染予防・拡散防止のため、オンランによる事前予約が必要です。

DSC_7100.jpg【開催概要】

特別展「きもの KIMONO」  

6月30日(火)〜8月23日(日) 午前9:30〜午後6時(定休日:8月10日を除く毎週月曜日、8月11日)

(前期展示:6月30日〜7月26日/後期展示:7月28日〜8月23日)

会場:東京国立博物館 平成館 〔上野公園〕  東京都台東区上野公園13-9 

観覧料金(税込):一般1,700円、大学生1,200円、高校生900円

※入場無料の方や鑑賞券をお持ちの方を含め、全てのお客様はオンラインによる事前予約が必要です。

https://kimonoten2020.exhibit.jp/index.html

【主催】 東京国立博物館、朝日新聞社、テレビ朝日、文化庁、日本芸術文化振興会

【協賛】 タカラレーベン、竹中工務店、凸版印刷、トヨタ自動車

【協力】 神戸ファッション美術館

(写真提供:高須 奈都子

[イベント情報]
2020年1月 6日(月)

深読み役者絵展

【会期】 2020年1月6日(月)-1月24日(金)
【時間】 9:30~17:00
※土・日・祝は休館いたします。
★1月18日(土)のみ開館いたします。
13:00~13:45 ギャラリートーク 担当者による会場での解説
14:00~16:00(終了予定)原版板木による摺り実演
【会場】 立命館大学衣笠キャンパス アート・リサーチセンター1階 閲覧室
【Web展示】 https://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/vm/2019UKIYOE2/

入場料無料

主催: 立命館大学アート・リサーチセンター
企画: 立命館大学日本文化情報学専攻 芸術ゼミ

[イベント情報]
2019年8月 2日(金)

ARCが協力する展覧会が開催されます。

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令和元年8月2日(金)~4日(日)
10:00~18:00(最終日は17:00時まで)

京都文化博物館6階
 TEL 075-222-1661(会期中のみ)
 京都市中京区三条高倉上ル※地下鉄「烏丸御池」駅下車、徒歩3分

入場料無料

主催:(公財)片山家能楽・京舞保存財団
後援:京都文化博物館・NHK京都放送局・京都新聞
協力:立命館大学アート・リサーチセンター

[イベント情報]
2019年7月12日(金)

ちょっとマニアな版画展
― 板木・明治大正の版画 ―

【会期】 2019年6月24日(月)-7月12日(金)
【時間】 10:00~17:00
※土・日は休館いたします。
【会場】 立命館大学衣笠キャンパス アート・リサーチセンター1階 閲覧室
【オンライン展示】 https://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/vm/woodblockprintmania/

入場料無料

主催: 「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」研究拠点形成支援プログラム「テキストとイメージ」プロジェクト、立命館大学アート・リサーチセンター

浮世絵を代表とする日本の木版画は、北斎を代表として、とかく江戸時代の作品に注目しがちですが、明治になっても生き残りをかけた様々な動きがあります。新版画や創作版画は、近年注目を集めはじめていますが、それにも入らないようなマニアな動向を展示します。

[イベント情報]
2019年6月 3日(月)

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「手描き映画ポスターと看板の世界Ⅱ」
【会期】2019年6月3日(月)-2019年6月9日(日)
【時間】10:00~17:00
 ※土・日も開館いたします。
【会場】立命館大学衣笠キャンパス アート・リサーチセンター1階 閲覧室

入場無料

主催: 研究拠点形成支援プログラム「京都ストリート文化アーカイブの構築と発信プロジェクト」、立命館大学アート・リサーチセンター

今昔写真から見える京都の変遷~市電の音が聞こえる風景と現在~

今昔写真から見える京都の変遷

【会期】 2019年2月17日(日)~25日(月)※19日(火)は休館
【時間】 10:00-16:30(ただし、20日は10:00-19:00)
【会場】 ひと・まち交流館京都 1F展示コーナー
【展示 & ギャラリートーク】
2019年2月20日(水)19:00-20:30
【会場】 ひと・まち交流館京都 B1F ワークショップルーム

入場無料

【共催】立命館大学アート・リサーチセンター、京都の鉄道・バスアーカイブ研究会、特定非営利活動法人京都景観フォーラム
【後援】京都市、公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター

[イベント情報]
2019年1月19日(土)

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ゑほんの絵

【会期】 [前期]2018年12月10日(月)-2018年12月25日(火)
[後期]2019年1月7日(月)-2019年1月19日(土)
【時間】 9:30~17:20
※土・日・祝は休館いたします。1月12日(土)・19日(土)のみ開館いたします。
【会場】 立命館大学衣笠キャンパス アート・リサーチセンター1階 閲覧室
【Web展示】 https://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/vm/Ehon201812/

入場料無料

主催: 立命館大学アート・リサーチセンター
企画: 立命館大学日本文化情報学専攻 芸術ゼミ

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