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プロジェクトメンバー
杉橋隆夫【立命館大学・大学院文学研究科・教授】 大山喬平【立命館大学・COE推進機構・教授】 元木泰雄【京都大学・大学院人間環境学研究科・教授】 マーチン・コルカット【米国プリンストン大学・東洋学部・教授】 西村隆 【京都府立総合資料館・司書】 山本 崇【〈独法〉奈良文化財研究所・技官】 宮田敬三【立命館大学・文学部・非常勤講師】 井上幸治【京都市歴史資料館・嘱託職員】 上島理恵子【立命館大学・大学院文学研究科・研究生】 佐古愛己【立命館大学・COE推進機構・ポスドク研究員】 横澤大典【龍谷大学・文学部・非常勤講師】 佐伯智広【京都大学・大学院人間環境学研究科】 滑川敦子【立命館大学・大学院文学研究科】 薗田美和【京都府立大学・大学院文学研究科】 谷 昇【立命館大学・大学院文学研究科】 花田卓司【立命館大学・大学院文学研究科】 長村祥知【京都大学・大学院人間環境学研究科】 |
プロジェクト内容
本プロジェクトでは、院政期の中級貴族・実務官僚平信範(1112〜87)の日記『兵範記』を素材として、『兵範記』データベースを 構築する。これは、刊本(史料大成本)フルテキストデータベースと、自筆浄書本(写真版)を基にした原本フルテキストデータベース、 さらに、厳密な考証を経た人名索引データベース、から構成される独自の試みである。加えて、GIS(地理情報システム)を用いた12 世紀京都の歴史地図を作成し、『兵範記』データベースとの融合によって見えてくる、古記録における空間情報の特質や、貴族社会 の構造について研究する。なお、当該地図は寺社や石標の歴史的解説等の情報(「解説シート」)を付加した上で、最終的にはGIS バーチャル時空間研究プロジェクトの3G京都(Virtual Kyoto)と連携させる予定である。 |