阿倍比羅夫

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あべひらふ


画題

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解説

東洋画題綜覧

太宰の帥、斉明天皇の御宇越の守となり舟師百八十艘を率ゐて蝦夷討伐に向ひ、之を鎮め生熊二羆皮七十張を獲て帰朝したが、翌年また蝦夷を伐ち飽田、淳代、津軽三郡及び胆振等の蝦夷二百七十三人、降虜三十五人を集め、船一隻と五色の綵帛を贈つて土神を祀らしめ、粛慎を伐ち四十九人を虜とし帰る。功により位二階を賜る、六年更に戦艦二百を率ゐて粛慎を伐ち、遂に之を討伐す、天智帝の時、前将軍阿曇比羅夫と百済を救ふ、後、筑紫の太宰の帥より大錦上と為る、子あり宿奈麻呂といふ。

(『東洋画題綜覧 補遺』金井紫雲)