郭巨

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かくきょ


画題

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解説

画題辞典

郭巨は二十四孝の一人にして後漢の人なり。家貧にして老母を養ふ、やがて夫婦の間に一子を生む、三歳、老母其食を減じて之に与ふるや、巨即ち妻に謂って曰く、貧乏供給する能わず、汝と共に子を埋めん、子再びあるべし、母再びあるべからず、妻亦之を賛し、巨出でて之を実行せんと坑を堀る、二尺余にして忽ち黄金の一釜を掘り出せり、実に天至孝に感じて之を授けたるなりという。釜上左の文字ありという。「天賜孝子郭巨、官不得奪人不得取」亦和漢画家の題材なり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

にじゅうしこう「二十四孝」の項を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)