諌鼓鶏

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かんこのとり


画題

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解説

東洋画題綜覧

諌鼓は訓読して『いさめのつづみ』である、支那三代の唐の尭王が施政に就いて洽く人民の諌言を求めるとて朝廷に立てたる太鼓で、諌めることがあれば、之を撃つて通ぜしめる、然し諌めるものも無かつたので、には苔を生じ、音もしないので鶏も悠々と太鼓の上にとまつてゐるといふ太平の象。  (大言海)

諌鼓苔深鳥不驚。  (和漢朗詠集)

太鼓の上にがとまつてゐる対照が面白いので、古来屡々画かれてゐる。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)