薄雲大夫

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うすぐもたゆう


画題

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解説

東洋画題綜覧

吉原の娼家信濃屋藤左衛門の妓、容姿艶麗にして和歌及び書を善くす、性義を好みて頗る任侠の風あり、某侯嘗て聘して之を見其の容色を悦びて屡々聘す、已にして半歳、薄雲意に従はず、侯大に怒り三千金を擲ちて之を購ひ引て一室に幽し以て之を挑めども薄雲固く執て肯せず、侯益々憤恚し人をして之に言はしめて曰く、汝我意に従はざれば、十指を十日に切りて之を殺さんとす尚ほ従はざるや如何と、之に従はずして殺さる、事は万治中に在り。  (萍華漫筆)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)