糊紅

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のりべに


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歌舞伎

舞台で切られたり切腹したりする時、血と見せてその個所へ塗る紅をいう。 「仮名手本忠臣蔵」の定九郎や勘平など。洋紅その他の赤色顔料、古くは米糊に油類を混ぜて練ったもので、小道具の係となっている。「忠臣蔵」の定九郎のように、口から出す血は「含み紅」といって、うすいゴムの袋に糊紅を包み、口の中へ含む。「伽羅先代萩」の床下の仁木等で眉間へ塗る血は「油紅」という。