等級

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総合

等級とは、謡(うたい)の難易度について用いられる言葉であるが、実際にはその能の難易度を示すと言ってよい。現在では、各曲の等級が細かく決められているが、それは、謡を稽古する人のために定められたものである。

たとえば観世流では、五級から一級までのほかに、一級以上の難易度を表す等級として、「」がある。

「習」自体は、元来、主にプロの能(のう)の稽古の際に、主に大夫(たゆう)(家元)によって、一部の熟練した演者にのみ上演が許可される、曲または曲ごとの特別な演出を指して言ったもので、江戸時代以前から用いられていた言葉である。