空也上人

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くうやしょうにん


画題

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解説

東洋画題綜覧

空也は京都六波羅蜜寺の開基、名は光勝、醍醐天皇の皇子と伝ヘらる、尾張国国分寺に出家し、得道の後、天下を周遊し、到る処、架橋堀井以て人民の利益を図り、のち京都に帰り街上高声に弥陀の宝号を唱へ諸人を勧化す、天禄三年九月、寿七十にして入寂した、上人常に頭髪を蓄へ、弁綴を著し、瓢箪を携へてこれを敲き、踊躍しながら念仏を節をかしく唱へ諸国に弘通した、後世、遺風を伝へ、和歌和讃念仏を節をかしく唱へ拍子に合はせて躍る、空也念仏これである。  (仏教辞林)

空也上人画像  大倉集古館蔵

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)