瞿夫人

くふじん

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画題

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東洋画題綜覧

支那の仙女、人に雇はれて機を織り以て姑を養つたといふ点に異色を見る。

瞿夫人、予章人、隋末兄為辰州刺吏、有黄元仙者、自予章来、刺吏素高其行以夫人妻之、復薦其才徳、以自代、隋亡、乃棄官与夫人隠于州西之羅山貧甚為人傭織以養姑、如此者十年一日、忽謂元仙曰、昨有帝命当与君別矣、俄化為青気数丈騰空而去。　　（有像列仙伝）

これを画くもの富田渓仙にその作（第七回日本美術院出品）あり。

（『東洋画題綜覧』金井紫雲）