印刷用ページはサポート対象外です。表示エラーが発生する可能性があります。ブラウザのブックマークを更新し、印刷にはブラウザの印刷機能を使用してください。
総合
とうかいどうごじゅうさんつい
三代豊国、国芳、初代広重の合作。
弘化4年頃成立。
板元もデザイン・内容とも統一性がなく、他の三人のシリーズものに比べると完成度が低いと言われているが、全部で62枚であり、こうした見立シリーズの中では、それなりの評判を得たものと考えられる。実際、一点一点を検証してみると、このシリーズが独自のテーマを開拓した作品もあり、再評価すべきシリーズ物といえる。
参考文献:広重・国芳・三代豊国の競作『東海道五十三對』鑑賞の手引き(平木浮世絵美術館1996.7)