小柴垣草子

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こしばがきそうし


画題

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解説

東洋画題綜覧

春宮秘画々巻の名、筆者は住吉慶忍で詞書は堀川大納言通具卿と称せらる、絵は全九図で『夜のふくるほど、こし葉のもとにふしたるところへいかなる神のいさめをのがれて』云々といふ書出しで、人物の描写の優れてゐるので名高く、小柴垣草子の名は、巻中二図小柴垣を隔てた庭の図あるによつてか、いま原本は帝室博物館と京都某家に異本が一本蔵されてゐる。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)