室八島

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むろのやしま


画題

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解説

東洋画題綜覧

下野国下都賀郡国府村大字惣社の地のあたりをいふ、古い歌枕の一、煙によせて詠じたものが多い、それは惣社の旧名を室といひ、野中に清水があつて、靄の立登るを竃の煙に擬して歌つたものといふ。

いかでかは思ひありとも知らすべき室の八島の煙ならでは  (詩花集)

煙の絵の題として面白く、大和絵の好画材である。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)