合引

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あいびき Aibiki


総合


歌舞伎

1. 舞台で主要な役の俳優が静止の形をとっている時に使用する腰掛の一種。時代狂言に多く用い、世話狂言のような写実的なものには使用しない。観客に目立たぬよう黒塗りで小さく作ってあり、後見が手早く俳優の動きに応じて後ろから腰にあてがう。しかし荒事などでは緋の蒲団を付けた合引を公然と持ち出して使用することがある。 背の高いものを高合引といい「寺子屋」では松王、春藤玄蕃に使用する。また別に小形のものがあり、その俳優の背を高くして立派に見せるために使われる。 2. 鬘の後部についている麻の細紐。鬘が外れないように締める。