倶舎曼荼羅

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くしゃまんだら


画題

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解説

東洋画題綜覧

倶舎とは梵語、蔵と訳し包含摂持の義、倶舎論は六足論、発智論等の所説の義理を包含するからである、世親菩薩の所造で真諦三蔵の訳するもの廿九巻、玄弉三蔵の訳するもの三十巻ある、この教理を曼荼羅に描いたものが、倶舎曼荼羅で、奈良の東大寺に一図を蔵す、国宝である。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)